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ライザップ株2日連続ストップ安 急ぎ過ぎた企業買収が裏目に
投稿日 2018年11月16日 18:57:10 (投資)
急激な拡大を続けていたRIZAP(ライザップ)グループの膨張が止まった。
業績予想を大幅に下方修正し、通期の純損益が赤字となる見通しを発表した翌日にあたる2018年11月15日、ライザップ株はストップ安にまで値を下げた。同グループのビジネスモデルは、「結果にコミットする」だ。顧客に高い目標を設定させ、徹底的に寄り添い、2〜3カ月の短期間でダイエットを成功させる。
同社はこの数年、急速なM&Aを重ねてきた。2016年3月期末に23社だったグループは、2018年3月期末には75社にまで膨れ上がっている。この2年で52社を買収したことになる。同社には常時数十件の買収案件が持ち込まれていたという。
ライザップは過去3年間で、売上収益が4.2倍に成長したとしているが、この成長の裏には、買収に伴う「負ののれん」がある。企業を買収する際に、受け入れる純資産(=企業が持つ資産の総額から借金などの負債額を差し引いた残り)の額を下回る価格で買収した場合、「負ののれん」が計上される。
この安く買えた差額分は、収益として計上されるため、一時的な業績向上をもたらす。安く買える商品には、理由がある。「負のののれん」の大きさはリスクの大きさとも言っていい。赤字企業を買えば買うほど、収益は増える。とくに、この1、2年は規模の大きな企業の買収も重ねているため、「負ののれん」の額は膨れ上がっていたようだ。
この2年間にグループが買収した企業の中には、本業との親和性があまり想像できない企業がいくつもある。ライザップは今後、事業の核である健康や美容とかけ離れた分野の企業をどのように整理し、建て直しを進めていくのだろうか。
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Source: http://okanehadaiji.com/index.rdf
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